留意事項
ライフオプティマイゼーションにおいては、資金残高キャッシュフローおよび支出キャッシュフローの留意事項を引き継ぎます。
将来の状況によっては、実際のキャッシュフローが今回作成したものと大きく異なる結果になる場合があります。分析レポートの金額はあくまでも試算ですので、資金計画を行う際の目安としてご利用下さい。
シミュレーションでは、まず、以下の@からCに調整可能な範囲を設定します。そして、これらを単独または組み合わせて最適化処理を実行し、資金残高が将来に渡って残高目標以上となる改善策を探します。
@ 基本生活費(継続的支出)および娯楽費(継続的支出)の減少
A 住宅購入価格(臨時的支出)または家賃(継続的支出)の減少
B 夫の方の給与収入(継続的収入)または可処分所得(継続的収入)の増加
C 妻の方の給与収入(継続的収入)または可処分所得(継続的収入)の増加
@の基本生活費(継続的支出)の調整では、基本生活費を同じ比率でキャッシュフローの全期間に渡って一律に減少させます。
@の娯楽費(継続的支出)の調整では、娯楽費を同じ比率でキャッシュフローの全期間に渡って一律に減少させます。
Aの家賃(継続的支出)の調整では、家賃を同じ比率でキャッシュフローの全期間に渡って一律に減少させます。
BおよびCの給与収入(継続的収入)または可処分所得(継続的収入)の調整では、給与収入または可処分所得を同水準の金額で指定した複数の年度に対して一律に増加させます。
@で調整するのは継続的支出として入力した基本生活費のみで、臨時的支出(一時的支出、期間的支出、将来のローン、既存のローン)として入力した基本生活費に対しては調整を加えません。
@で調整するのは継続的支出として入力した娯楽費のみで、臨時的支出(一時的支出、期間的支出、将来のローン、既存のローン)として入力した娯楽費に対しては調整を加えません。
収入を増やすための一つの手段として転職して収入を増やす方法がありますが、この場合は将来の収入が不安定となり逆に家計の破綻リスクを高める場合があります。 シミュレーション結果の改善策を活用の際は、慎重な対応をお願い致します。
シミュレーションでは、調整可能な範囲が狭い、収入に対して支出が極端に大きい、一部の支出が極端に大きいなどの理由で、改善策が見つからない場合があります
シミュレーションでは、極端に大きい支出がキャッシュフロー期間の早い時期にあった場合、その支出に引っ張られて、改善率および改善額が極端に大きくなってしまう、あるいは、改善策が見つからない場合があります。 極端に大きい支出については、本当に必要かを十分に精査の上で入力して下さい。