補足事項
地震シミュレーションにおいては、資金残高キャッシュフローおよび支出キャッシュフローの補足事項を引き継ぎます。
シミュレーションでは、地震の被害によって修繕費用が発生することを前提としています。
修繕費用の調達には住宅ローンを使用することを前提としています。このローンでは、金利区分として全期間固定金利または全期間変動金利を選択することが可能です。また、返済方法として元利均等返済または元金均等返済を選択することが可能です。
地震発生後に発生する臨時的支出を、地震発生後に生じる一時的支出、地震発生後に生じる期間的支出(期間指定)、地震発生後に生じる期間的支出(年数指定)のいずれかの形式で入力することが可能です。これらの支出は住居費、その他支出、娯楽費、基本生活費のいづれかの分類に割り当てます。
地震発生後に発生する臨時的収入を、地震発生後に生じる一時的収入、地震発生後に生じる期間的収入(期間指定)、地震発生後に生じる期間的収入(年数指定)、地震発生後に生じる期間的収入(期間指定、逓増型)、地震発生後に生じる期間的収入(年数指定、逓増型)のいずれかの形式で入力することが可能です。
支出キャッシュフローで入力した保険料に対して地震の発生に伴う消滅の有無を指定することが可能です。地震発生年度以降に開始予定の保険料は全ての支払いがキャッシュフローから除かれます。また、既に支払いが開始されている保険料は地震発生年度以降の支払いがキャッシュフローから除かれます。
シミュレーションでは、地震の発生に伴うインフレーションまたはデフレーションを発生させることが可能です。支出キャッシュフローで指定した物価上昇率を基準にして、地震発生後にそこに加える追加率を指定します。
シミュレーションでは、地震の発生に伴う収入(給与収入または所得)のベースアップまたはベースダウンを指定することが可能です。資金残高キャッシュフローで使用している収入ベース上昇率を基準にして、地震発生後にそこに加える追加率を指定します。
シミュレーションでは、地震発生後の給与カーブ(給与収入アプローチの場合)または所得カーブ(可処分所得アプローチの場合)を指定することが可能です。