将来、地震が発生した場合、家計のキャッシュフローはどのような影響を受けるのか。地震のリスクは認識しつつも、実際どのぐらい資金が不足してしまうのか、また、影響を最も受けやすいのはどの時期なのかを予測するのは難しいものです。

当LLPでは、資金残高キャッシュフローを行ったお客様向けに、地震が発生することを想定したシナリオを設定してシミュレーションを行うサービスを提供しています。

地震シミュレーションでは、地震の被害による修繕費用やその調達のために使用する住宅ローン、地震によって発生する臨時的支出（清掃費用や家具買い替え費用など）や臨時的収入（地震保険の保険金など）、また、必要に応じて、地震発生後の収入（給与収入または所得）、物価上昇率や収入のベースとなる上昇率の変化を指定して、将来の25年間のそれぞれに対して1年ずつずらしながら地震を発生させます。そして、各地震発生年度別にキャッシュフローを作成し、最終的に、各地震発生年度別の資金不足額や資金収支変化額を把握していきます。